心をこめて手もみ体験(5年生)
5年生は、地域の干柿農家で、干柿作り体験を行いました。今回は3回目で、手もみ作業の体験をしました。
初めは、10日前の体験活動で皮をむいた干柿の干し具合を確かめさせていただきました、皮むき後1日のものと、1ヶ月経ったものとを比べると、ちょうど1日後と1か月後の中間ぐらいの大きさになっていました。
その後、手もみ作業のやり方を聞きました。頬を優しくなでるようにするのだそうです。強いと品質が落ちるのだそうです。話を聞いた後、みんなで優しく柿を揉みました。
「柿の様子や干し具合が一つ一つ異なるので、手もみは機械化できない難しい作業である」という辻さんの言葉が、子供たちの心に残ったようでした。
手もみ作業が終わると、初めに比較した1日後と1か月後、そして今日の段階の干柿を試食して、干柿の味や中身がどのように変化していくのか実感させていただきました。
2か月後に自分たちが世話をした干柿がおいしく仕上がっているのが楽しみです。
素直な5年生の子供たちの反応や活動の様子に、お世話してくださった方々が「私たちも元気をもらえたわ」と言ってくださいました。
子供たちに「地域の自慢 干柿作り」を体験させていただき、ありがとうございました。