水害から地域を守る市の取り組み(4年生)
社会科で南砺市が作成している「地域防災計画」を学習しました。
水害を防ぐための取り組みや、水害発生時の対応を資料から読み取りました。子供たちは、南砺市や富山県、警察署や消防署、地方気象台等の様々な機関が協力して災害に備えていることを知りました。また、正午になると聞こえてくる「緑の里から」の放送も「防災行政無線」という災害時に情報を伝える手段の一つだと知り、南砺市では日ごろから自分たちの知らないところで地域を守る取り組みをしているのだと気付きました。
子供たちの中に、「南砺市や富山県だけでなく、自分たちも行動しなければならない」といった考えも出てきました。これから、防災のために地域や自分たちができることを学習していきます。
南砺市小学校芸術鑑賞会(4年生)
風船ランプ作り(4年生)
すいすいぐるーり(1・2年生)
水害から地域を守る施設(4年生)
社会科で小矢部川の水害を防ぐための取り組みを学習しました。
400年前の地図を見ると、小矢部川と庄川が合流していて、流域では水害が多いことが分かりました。それらの地域では、昔から、川の流れを変えたり、堤防をつくったりして、水害を防ぐ取り組みが続けられてきたそうです。
今は、河岸や堤防をコンクリートで固めたり、上流にダムを造ったりすることで水害を防いでいることを写真で確かめました。子供たちは、「昔は堤防を土でつくっていたけれど、今はコンクリートだから安心」「堤防やダムがつくられたことに感謝したい」といった思いをもちました。その一方で「もしかしたら壊れるかもしれないから絶対安心とは言えない」「これからも水害が起きないとは言えない」「他の市とか県では今でも洪水が起きている」とも考えました。
水害から地域を守る取り組みについて、これからも学習していきます。